−あとがき−
「音楽元ネタ小説」第12弾、「After the Rain〜ジークのバレンタイン〜」これにて完結です。今回、うっかり
「いつか例のバレンタイン騒動の話も書こうかな」などと口にしたせいで、初めて“サイドストーリー”なる
ものに挑戦するハメになりました(笑)。
では、ここからは元ネタになった音楽の解説と、内容の補足などをしていきたいと思います。
この小説は、JIMSAKUというフュージョングループの『After the Rain』という曲を聴いて思い付いた話
でした(ちなみに、この曲は僕が作曲した『Present For You』の曲想にも影響を与えています。「雨粒が
水溜りで跳ねる様子」など、初めて聴いたときは大変感動したものです)。元ネタ(というのかな(笑))の
『夏の手紙』の設定から、この話も「すっきりしない天気」のものを考えていたので、まさに曲想は情景に
ぴったりで、しばらくブランクがあったにも拘らず執筆が大変スムーズに進みました。
この話は『夏の手紙』の凡そ4ヶ月前の出来事を描いたものになります。前作では、主人公のテラを
除くと他の7人の竜は手紙(&閃影術)による登場ということで、その性格や行動については詳しくは
触れていませんでした。今回はその中から、同期生一番の堅物である地竜ジークリートと作者の
分身(邪笑)である光竜フィリックを中心にして、前作の“手紙”の中にあった「バレンタイン騒動」の
様子を描いてみました。
当初の予定では最初から最後までギャグで統一する予定だったんですけど、気が付けばいつの間にか
「シリアス路線」が入ってしまいました。ま、いつものこと・・・と言えばいつものことなんですけどね(笑)。
以上で、「After the Rain〜ジークのバレンタイン〜」あとがきはおしまいです。
機会があったら、ぜひ原曲の方も聴いてみてくださいね!