−あとがき−

「音楽元ネタ小説」番外編その2、「TWILIGHT IN UPPER WEST」これにて完結です。「コーセルテル&
異世界コラボレーション小説」第2弾は“夢”の話と相成りました。

さて、ではここからは元ネタになった音楽の解説と、内容の補足などをしていきたいと思います。
この小説は、T-SQUAREの『TWILIGHT IN UPPER WEST』という曲を聴いて思い付いた話でした。
曲名にある“UPPER WEST”というのは地名で、ニューヨークのマンハッタン島にあるセントラル
パークの西側の住宅街を指す言葉です。このT-SQUAREというバンドのバラード曲の中でも屈指の
名曲で、ライブの際などにはよく演奏されます。
初め、この曲を聴いたときにイメージされたのが何故か“雪が降っている光景”でした。そのため、
タイトルの“TWILIGHT”(黄昏。死の象徴)と相まってこんな話になりました。なお、「番外編その1」で
ある『Present For You』は作者のオリジナルで、当初は「コラボレーション小説は全部オリジナル曲を
元ネタに・・・」等と無謀なこと(本当にねえ(苦笑))を考えていましたが、全然曲の方が追いつかない
ことが判明したのであっさりと方針を転換しました(爆)。

今回「エレメンタルマスター〜精霊使い〜」からの登場人物は夢の精霊メアです。エレメンタルマスター
には13人の精霊が登場しますが、うち7人はそれぞれコーセルテルの七種の竜の属性に対応して
います。で、残りの6人について「誰と組み合わせるかなあ・・・」と色々と考えるわけですが、今回は
『blue water』以来僕の中ですっかりお馴染みになったウィンシーダさんの登場となりました。
『blue water』は彼女のある意味“登場シーン”について書いたわけですが、それと同時に「いつかは
最期のシーンも書かないと・・・」と思っていたので、今回それを果たすことができて満足です。
ちなみに、他の属性をすっ飛ばして何故今回「夢」なのか・・・にも理由があります。実は最近不眠症で
(苦笑)、そのせいか毎晩たくさんの夢を見るようになりました。その関係で「夢とは何か」などとよく
考えるようになって・・・その流れでこの話を書くことに決めたわけです(ちなみに、「エトセトラ図書館」の
「精霊日記」用にもメアの話を書いています)。

最後に、ウィンシーダさんの病気について。
本編では「熱病」(これはランバルスさんがコーセルテルに来たときの病気ですが、多分同じ病気で
亡くなったんだろうなあ・・・と想像しました)という表現がありましたが、その中でも「寛解期があって、
その時ある程度行動ができるようなものはないかな」と取材した結果「回帰熱ではなかろうか」という
結論に到達しました。興味がおありの方は、以下のページをご覧ください。

動物由来感染症を知っていますか?
(もっと詳しく知りたい方へ→医療関係者への情報・4類感染症にあります)

以上で、「TWILIGHT IN UPPER WEST」あとがきはおしまいです。
よろしければ、ぜひ原曲を聴きながら読んでみてくださいね!