−あとがき−

「コーセルテルの絵巻物」合同誌掲載編、「HAZY MOON」はこれにて完結です。
この小説は、僕が編集者を務めている合同誌『コーセルテルの音楽会』の第6号に投稿したものです。他の合同誌に投稿したものについては、今後もHPにこうして掲載する予定はないんですが・・・この「HAZY MOON」だけは、その後そこから数多くのサイドストーリーが生まれた関係で、その“源”として こうして「絵巻物」に掲載することに決めました。なお、この話の続編にあたるいくつかのサイドストーリーは、合同誌の第7号にて「別冊」としてまとめられることになりました。

この話は、正確には絵巻物お得意の「音楽元ネタ小説」ではありません。しかし、実はきちんとその原動力となった歌が存在します(笑)。
RUIさん(柴崎コウさん)の『泪月-oboro-』がそれで、合同誌6号への原稿の構想を練っていたときに偶然目にした映画、『黄泉がえり』の挿入歌としての出会いがその最初でした。いやはや、その曲想と言い歌詞と言い、えらく感動させられた僕はその内容に沿って執筆をすることに即決定し、ナータの「その後」に関するこんな話が、瞬く間に出来上がってしまいました。 小説のタイトルである「HAZY MOON」も“朧月”のことを指す言葉ですから、これも実質は「音楽元ネタ」と称してもいい気はしますが・・・まあ、一応タイトルが異なっていますのでそこは自重しました(笑)。

しかし、今までたくさんの「過去話」(既存キャラ・オリジナルキャラにかかわらず)を書いてきた僕ですが、まさかこうして「未来話」を書き、そしてその続編を次々に書くことになるとは想像していませんでした。まさに、音楽の持つ偉大な力を、身を以て知ったというところでしょうか(笑)。
サイドストーリーについては、合同誌第7号で公開したもの以外にもまだまだたくさんの構想がありますので、少しずつでも形にしていけたら、と考えています。

以上で、「HAZY MOON」のあとがきは終わりです。
もし気になられた方は、ぜひ『泪月-oboro-』の原曲を聴いてみてください。きっと、深い感動を味わうことができると思います。