「魂の叫びを聞くとき」 (作:かざもりはや)
あーっ! ランバルス師匠!!
また勝手にベッドを抜け出してっ!
まだ絶対安静なんですよ!?
うおっ。
 
怪我をしている時くらい、私の
言うことを聞いてください!
そんな身体でどこへ行くつもりですか!
あのなぁユイシィ・・・わかってくれ。
どうしても行かなくてはいかんのだ。
だったら私が行きます!
山谷の見回りだって、遺跡探索だって、
私が師匠の代わりを務めてみせます!
 
いや、お前じゃダメなんだ。
今の師匠よりはマシです! ご自分の
補佐竜が信用できませんか!?
 
いや、これは信頼の問題じゃないんだ。
こればっかりは、お前には頼めない。
 
・・・トイレに行きたいんだよ。
 
・・・お、お気をつけて。
 

★ランバルスさんが怪我をしているときのお話です。★